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7月15日 世界一長身のロバート・ワドロー死去

 今日は、世界一の長身記録を持つ「ロバート・ワドロー」が息を引き取った日です。
 
 ワドローが亡くなったときの身長は272cm(体重は200kg)でした。

 ワドローは「疑う余地のない医学的な記録がある中で、最も身長の高い人間」としてギネスブックに記載されています。

 ワドローが生まれたときの体重は3800g、普通の大きさでした。身長も正常でした。
 ところが、2歳のときのヘルニアの手術以後、急速に成長を始めました。
 
 8歳の時にはすでに188cmになり、10歳で198cm(体重100kg)、14歳では224cmに伸びていました。 

 16歳で240cm(166kg)、17歳で248cm(180kg)、18歳で254cm(177kg)とまだまだ伸びる勢いは衰えませんでした。
 なお、靴のサイズは約49cmでした。

 1937年、19歳の時、人類の身長の記録を塗りかえた記録260cm(197kg)になりました。
 しかし、まだまだ伸びる勢いです。
 その後21歳で彼の人生最大の体重233kgを記録しました。

 さて、ワドローの病気は、末端肥大症でした。
 先端肥大症とか巨人症とか呼ばれています。100万人に約4~5人の割合で発症するそうです。
 
 この病気は体格がずばぬけて大きくなるので、格闘技(プロレスや大相撲など)の選手となって成功をおさめた人もいます。
 たとえばプロレスの ジャイアント馬場は代表的な成功者です。
 
 ワドローはというと、サーカスやフェスティバルの巡業を続けました。巡業中も怒ったところを見たことがないといわれるほど温厚な性格でした。
 さまざまな巡業を受け入れて各地を回りました。
 
 しかし、ワドローにとってはこの大きな体は負担となっていきました。歩行のためには副木が必要でした。
 また、しだいに脚部や足部の感覚が弱くなっていきました。
 
 1940年7月4日、副木の具合が悪くなっていて膝をこすってしまいました。しかし感覚が弱いので気が付かないままになっていました。
 やがてそこから炎症がおき、ひどい感染をひきおこしたので緊急入院しました。
 入院中に計られた彼の身長は272cmに達していました。

 すぐに手術がなされ、輸血もされましたが、診療のかいもなく、1940年7月15日、意識不明のまま息を引き取りました。22歳でした。

 7月19日に行われた葬儀には、彼を愛する4万人もの弔問客が訪れました。棺は500 kgにもなり、12人がかりで運んだそうです。

 ロバート・ワドローは「優しい巨人」として慕われていて、西イリノイ大学に等身大のブロンズ像があります。 

 ロバート・ワドローの写真(スミマセン、勝手にリンクしました)

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