5月4日 藤井勇がランニングホームラン(日本プロ野球初の本塁打)
戦前の1936年5月4日は、日本プロ野球史上最初の本塁打(ホームラン)が打たれた日です。
本塁打を打ったのは、大阪タイガースの藤井勇でした。
藤井勇は、鳥取第一中学校では4番打者として甲子園に3度も出場しています。
1934年夏には沢村栄治がいた京都商業を破っています。京都商業は優勝候補でした。
藤井勇は、1935年12月、大阪タイガースが結成されると同時に参加しました。
翌年には、日本職業野球連盟が発足し、日本のプロ野球リーグ戦が始まりましたが、その最初の公式リーグ戦大阪大会が甲子園球場で行われました。
5月4日の東京セネタース戦で、藤井勇は2番打者として活躍しました。野口明から左中間を破るランニングホームランを打ちました。
このランニングホームランが日本プロ野球公式戦第1号ホームランの記録となっています。
プロ野球公式戦ホームラン第1号がランニングホームランとは、広い甲子園球場らしい記録ですね。
なお、藤井勇はこの大阪大会で、全5試合に出場して、19打数10安打で打率0.526を記録し、首位打者、最多安打、本塁打王となる活躍をみせました。
しかし、現在くらべると、超短期戦ですね。
藤井勇はその後、不動の2番打者として大阪タイガースの優勝決定戦進出に大きく貢献しました。
1937年秋には、初優勝を果たした大阪タイガースでクリーンナップを打ちました。
この年、年度優勝をかけて東京巨人軍との試合では、第1戦で本塁打を放つなど剛速球で知られた沢村栄治を打ち、年度優勝を飾っています。
1970年から、コーチとして阪神タイガースに復帰し、ヘッドコーチもしくは打撃コーチとして田淵幸一をはじめとする若手打者を指導したことはよく知られています。
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