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12月11日 胃腸の日

 今日は「胃腸の日」です。このような記念日があるとは知りませんでした。
  「胃に良い→いにいい(1211)」の語呂合わせで12月11日となりました。日本大衆薬工業協会が2002年に制定しました。

 胃は英語で:stomachといい、消化器を構成する器官のひとつです。
 消化管の中では、食道に続く器官で、十二指腸につながっています。横隔膜の下ぐらいにあって、体の表面からみると、胸骨の下、みぞおちのあたりにあります。

 大きさは個人差があるようです。形も、胃が垂れ下がった胃下垂の状態になっている人もいます。

 人間ドッグでバリウムを飲んで、胃のレントゲンを撮っているときにちらっと見ると、胃は入口と出口が狭く、途中がふくらんで袋状の構造になっていることがよくわかります。

 高校の生物の授業で、食べた物が食道から入る入口付近を噴門部、十二指腸につながる出口付近を幽門部と習いました。忘れていましたが。

 空腹のときは内側の壁がひだを作って縮んでいますが、食べ物が入ってくるとふくらんで、腹の前の方に張り出してくるので、いわゆる満腹状態になります。

 腹八分目でおれば、満腹の時だけ、胃が張り出しますが、しょっちゅう食べ過ぎであった私などは、下腹部だけでなく胃のあたりもふくらんでいました。

 その胃のふくらみも今はかなりへっこみました。ダイエットをがんばったわけではありません。胃癌で、胃の4分の3も切り取ったので、へっこんだようになったのです。また最近は張り出してきつつありますが。

 胃癌の手術のことになりますが、私の癌は進行癌になりかけというレベルでしたが、胃の下方にあったので、胃の上方(噴門部あたり)は残すことができました。
 胃の上方に癌があったら小さな癌でも胃は全摘出されるそうです。

 胃の下方4分の3を切り取って、どうやって腸とつなぐのか、十二指腸をそのまま引き上げただけでは肝臓や膵臓からの消化液の管に支障がでるのになあ、と考えていましたら、主治医の先生から手術の前日に説明をうけました。

 大まかにいうと、肝臓や膵臓から消化液がでるあたりより下にある小腸の入り口を何センチか切り取って、残った胃と十二指腸とをつなぐのだそうです。

 私の手術は腹を開かない腹腔鏡手術でした。
 腹の中を映し出すモニターを見ながら、差し込んだ管を操縦して、こんなに複雑な手術をしていただいたのですから、主治医の先生はじめスタッフの先生の力量はすばらしいと思います。

 おかげさまで、今のところ転移もなく、順調です。

 さて、横道にそれましたが、胃は、 飲み込んだ食物を数時間程度そのまま貯えて、胃壁から分泌される塩酸(胃液)で、殺菌し腐敗を防いでいます。
 また消化酵素のペプシンによって、タンパク質をペプトンとよばれるどろどろした水溶性のものに分解して消化します。

 胃の酸は強力です。その胃液が、なぜ胃自身を消化してしまわないのか、その理由が知りたかったのですが、わかりました。

 胃が粘膜で覆われているのが一つ。胃液を中和する重曹も生成されているのが二つ。またつねにプロスタグランジンという物質の働きで細胞増殖を活発にして胃壁の損傷を最小限に抑えていることが三つ。

 しかし、ストレスなどでバランスが崩れたりすると、胃液や消化酵素のコントロールが効かず自分自身を消化してしまうこともあります。
 胃に穴が開く状態、つまり胃潰瘍です。

 どの臓器も大事ですが、「胃腸の日」にあたって、胃を大事にすることを考えましょう。胃を大事にするということは、胃を休ませてあげるということだと主治医の先生がおっしゃっていました。

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