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12月22日 年齢計算ニ関スル法律の施行

 1902年の今日、「年齢計算ニ関スル法律」が施行されました。
 この法律によって、それまでの数え年にかわって、満年齢を使用するよう定められました。 
 「数え年」とは、生まれた時点を「1歳」とし、以降元日(1月1日)を迎えるごとに1歳加える年齢の数え方のことです。
 単に「数え」ともいいます。

 これに対し、出生日に当たる日(誕生日のこと)の前日午後12時に加齢する数え方を「満年齢」といいます。

 極端な例でいうと、12月31日に出生した人は、出生した時点で1歳ですが、翌日(1月1日)には早くも2歳となります。
 また、1月1日に出生した人は、2歳になるのは翌年の1月1日になります。

 昔から「数え年」を使用してきたのには、それなりの理由があります。
 一つは、胎児が母親の胎内にいる期間(十月十日〈とつきとおか〉)も年齢に加算するという考え方です。
 
 もう一つは、明治以前の旧暦では、ひんぱんに閏月というものがありました。私たちが知ってる閏年、閏秒のように、暦を調整する月のことです。
 
 閏月は、約3年に1回(約19年に7回)の割合で挿入されていました。このため、1年の長さが年によってことなっています。
 1年が13ヶ月ということがおきました。
 
 たとえば、8月と9月の間に閏8月が入るというようになっていました。閏月は、年によって何月になるか異なりますので、閏8月生まれの人の誕生日はしばらくの間、めぐってこないことになります。
 満年齢を用いるとこのような問題が生じて、誕生日がない場合があるので、1月1日(元日)が来るごとに1歳を加算する数え年が使われてきました。

 現代に生きている私たちの満年齢と数え年の関係は次のようになります。
 自分の今年の数え年は、元日から誕生日前日満了までは「数え年=満年齢+2」、誕生日前日満了以降は、「数え年=満年齢+1」で計算します。

 私たちがよく使う、たとえば入社3年目というのは数え年の計算です。
創立50周年の周年とは、「それだけの年数を経たこと」を意味しますから、満年齢の計算です。
 たとえば、50年目=49年経たので49年後=49周年となります。ですから、創立100周年記念行事は101年目におこなわれるべきですね。

 亡くなられた方のお歳を享年であらわす場合、「享年60」とあらわします。
そもそも享年とは、人が「天から享(う)けた年数」という意味ですから、この世に存在した年数を数字であらわします。
 
 数え年70歳(満68歳)で死去した場合は、「享年70」となります。または「享年70(満68歳)」と併記することもあります。
 最近は、享年を満年齢で表し「享年68(歳)」」とあらわすことも一般的になりつつあります。

 本来、数え年で行われてきた伝統行事である七五三や年祝い(古希・喜寿など)も、数え年・満年齢のいずれで祝ってもよいとされていることが多くなっています。

 還暦の場合は、数え年で行う場合は61歳、満年齢で行う場合は60歳と、行われる年齢の数字が異なります。

 ただし、厄年には数え年を使い、満年齢を使うことはほとんどないようです。

 私は、こういう計算が苦手で、ややこしくて、今日の話題には頭痛がしてきました。

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