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11月1日 紅茶の日・・大黒屋光太夫が日本人で始めて紅茶を口にした日

 1791年の今日は、大黒屋光太夫が、ロシアの女帝・エカチェリーナ2世に招かれ、日本人で初めて紅茶を口にした日です。
 この日を記念して、1983年、日本紅茶協会が「紅茶の日」として制定しました。

 さて、大黒屋光太夫は伊勢の船頭で、廻船問屋に雇われて江戸と伊勢を往復して米など荷物を運んでいました。
 ところが、1791年、江戸に向かっていた光太夫たちの船が暴風雨にあって遭難し、北へ北へと漂流し、7ヶ月後、ロシア領のアリューシャン列島の孤島に漂着しました。
 光太夫たちは、その極寒の孤島で4年間も耐えた後、ロシアの当時の首都ペテルブルクまでシベリアを横断する大移動しました。

 日本に帰りたいという一心で、帰国の許可を得るための厳しい移動でした。
 その長い移動の間、光太夫はたくさんのロシア人たちに助けられました。また、服装や言葉・習慣が違うさまざまなな民族とも接して、日本と異なる文化をその目に焼き付けました。
 ペテルブルクでは、女帝に面会して、切々と帰国の許可を願いました。
 願いがかなって、光太夫がラクスマンに伴われて帰国したのは、漂流から10年後、1792年9月5日のことでした。
 
 さて、女帝エカテリーナに招かれた時に口にした紅茶は、当時ではたいへん貴重なものでした。
 イギリス人は、アジアから持ち帰った茶の葉と芽を乾燥させ、もみ込んで完全発酵させて紅茶を作りました。茶葉をポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出して飲料としました。

 紅茶はヨーロッパで多く飲まれており、3回の食事のときだけでなく、食間の休息のときのもお茶を楽しんでいます。
 これらは日本人が、かつては緑茶を一日中欠かさないとことと同じですね。
 なお、最近のデータでは、イギリス人よりもアイルランドの方が、国民一人当たりの消費量が多くなっています。

 紅茶が日本に初めて輸入されたのは明治の始めでしたが、日本には緑茶があるため、すぐには定着しませんでした。
 日本で初めての紅茶専門店は、1952年、大阪に開店しました。東京都内には1974年に初めてできました。
 専門店の歴史は、まだ新しいですね。

 最後に、紅茶の効能が最近は評判になっています。
 紅茶の種類によってちがいますが、一般的には、アミノ酸、カフェイン、ビタミンA・B・P、タンニン(ポリフェノール)が多く含まれていて、それだけでも健康にいいともいわれています。
 また、特有の香りは心身をリラックスさせ、α波をだす効果があることも知られています。

 紅茶のカフェインには、疲れ回復やストレス発散、強心作用、利尿効果があります。
 紅茶のテラフラビンは、活性酸素を押さえる働きがあるそうです。また、紅茶カテキンには脂肪の吸収を抑える作用があるとされています。
 ストレートで飲めば、ダイエット効果が期待できますね。

 ただし、紅茶でもコーヒーでも。ストレートに慣れたら美味しいですよ。ミルクや砂糖はダイエット効果を台無しにするそうです。 

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