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9月29日 招き猫の日

 今日は「招き猫」の日です。
 「招き猫」が福を招くということから、「来(9)る福(29)」の語呂合わせで9月29日になりました。日本招猫倶楽部が制定しています。

 「招き猫」とは、前足で人を招く形をした、猫の置物のことです。
 「招き猫」の発祥にはいくつかの説があり、どれが真実かはわかりません。もっとも知られているのが、東京・世田谷区の豪徳寺説です。
 豪徳寺説の中にも7~8説に分かれていますが、話しのタネに一つ紹介します。

 「江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が、鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった。そのときこの寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていたため寺に立ち寄り休憩した。すると雷雨が降りはじめた。雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、後日荒れていた豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は盛り返したという。 和尚はこの猫が死ぬと墓を建てて弔った。後世に境内に招猫堂がたてられ、猫が片手をあげている姿をかたどった招福猫児(まねぎねこ)がつくられるようになった。」(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

 ちなみに、これが縁で豪徳寺は井伊家の菩提寺になりました。幕末に暗殺された井伊直弼の墓は豪徳寺にあります。

 江戸時代から「招福猫児(まねぎねこ)」が作られていたとありますが、実際にはもっと新しく、置物の猫が作られるようになったのは明治以降という説が有力です。
 江戸時代の文献には「招き猫」は見あたらないという研究があります。
 豪徳寺発祥の話は、あきらかに後世の作り話だとおもいます。ただ、豪徳寺の作り話から「招き猫」が広がったというのであれば、豪徳寺が発祥ということも言えなくもありませんね。

 東京・新宿区の自性院が発祥の地とする説もあります。
 他にも、東京・豊島区の西方寺を発祥とする説、民間信仰説などいくつもの説があり、いずれが正しいかははっきりとわかっていません。

 さて、「招き猫」のファッション・スタイルですが、いろいろなものが創作されています。
 まず、右手(右前足)を挙げているか、左手(左前足)を挙げているかに大別されます。右手を挙げている猫は金運を招く御利益があるといわれています。左手を挙げている猫は人つまり客を招くとされています。
 
 金も客も欲しい場合は両手を挙げればいいのでしょうか。両手を挙げたものもあり、よく売られています。
 私見ですが、何か格好は良くないイメージです。欲張り過ぎて、「お手上げ万歳」にならないか心配になってしまいます。
 「お客さんが来れば、金が入る」と考えれば、左手を挙げた「招き猫」で十分ですね。

 一般には三毛猫が多いですが、白猫、赤猫、黒猫の他に、ピンク猫や青猫、金色猫もあり、色によっても意味がちがうとされています。
 青猫は学業向上や交通安全、ピンク猫は恋愛という具合です。黒猫は、魔除けや幸運の象徴とされています。赤猫は、疱瘡や麻疹が嫌う色といわれてきたため、病除けの意味を持っています。

 最近では、中国・台湾など外国でも「招き猫」は人気があります。
 アメリカ合衆国の中国人街のレストランにも、日本のものとほぼ同じ型の「招き猫」が置かれています。
 
 「招き猫」はアメリカ人の中でも人気があり、お土産用や輸出用としても製作されています。これらは 「dollar cat」「welcome cat」などと呼ばれています。
 ただし、手の方向が日本と逆向きです。
 手の甲に当たる部分を前に向けています。これは手招きする手のジェスチャーが、日本とアメリカでは逆だからです。 

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