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9月23日 海王星が発見された日

 1846年の今日、ベルリン天文台のガレが天文学者・ルベリエの予言にもとづいて、「海王星」を発見しました。

 「海王星」は、太陽系の太陽に近い方から数えて8番目の惑星だということは学校で習いましたが、名前だけしか知りませんでした。
 冥王星が惑星からはずされた段階で、太陽系の中で太陽からもっとも遠い惑星になってしまいました。
 
 しかも、「海王星」は地球から遠くはなれていたため、なかなか観測ができませんでした。ガリレオ・ガリレイによっても観測されていましたが、当時は、恒星と思われていました。
 恒星とは、太陽のように自ら光を発し、天球上の位置をほぼ変えない星のことで、太陽や星座を構成する星は恒星にあたります。

 「海王星」の発見には数学が大きく貢献しました。
 イギリスのジョン・アダムスとフランスのウルバン・ルベリエの2人の数学者は、1781年、先に発見された天王星の軌道を計算しました。
 ところが、天王星を観測したときの実際の軌道が、計算上の軌道と食い違っていました。この誤差が生ずるのは、未知の惑星の重力のために天王星が影響を受けているからだとしました。
 
 2人は、おそらく天王星の外側にまだ発見されていない、もう一つの惑星があるのではないかと考え、独自にその見えない惑星のあるべき場所を計算で求めました。
 「ここにあるはずだ」ということを計算で求めていたのです。
 ガレは彼らの計算を利用して、計算通りの場所に新しい惑星「海王星」を見つけたのです。

 すごいことが計算できるものなんですね。

 「海王星」の公転周期(太陽を回ってくるのにかかる年数)は約165年です。つまり、165年かかって太陽をぐるっと一回りするということですね。ずいぶん遠くにあることがわかります。
 2011年には最初に発見された時点の位置に戻るだろうといわれています。

 「海王星」は、天王星と同じように大気に含まれるメタンのために美しい青色をしています。
 青みの理由は、メタンが太陽のオレンジ色や赤色の光を吸収して、青色の光のみを反射するからではないかと考えられています。
 
 「海王星」の表面では、ハリケーンのような大嵐が吹き荒れています。その風は風速2000キロメートルで、太陽系で最も速い風です。
 
 さて、「海王星」は、英語では「ネプチューン」と呼ばれています。
 「ネプチューン」はローマ神話の海の神で、ギリシャ神話のポセイドンにあたります。その他にも、惑星には神話の大物の名前が付けられています。
 たとえば、木星=ジュピター、土星=サターン、天王星=ウラヌス(→ウラニウム)、元惑星の冥王星=プルート(→プルトニウム)のようにです。

 

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