« 9月18日 関東軍が満州事変をおこした | トップページ | 9月20日 イチローが日本人初の200本安打 »

9月19日 平民にも苗字が許された

 1870年の今日は、明治新政府が、太政官布告を出して、平民が苗字を持つことを許した日です。

 平安時代の中ごろに登場したといわれる苗字は、江戸時代になると、切り捨て御免、帯刀などとならんで武士の特権になりました。
 一部の大商人、大庄屋などを除いて、一般庶民は苗字を持つことを禁止されていました。
 たしかに時代劇や時代小説では、〇〇村の次郎兵衛とか〇〇長屋のお松だとか、農民・町人は苗字を名乗っていません。

 さて、苗字を許された平民は喜んで、我先にと苗字をつけたかというとそうではありませんでした。長い間、苗字を持たなくてもなんの不便を感じなかったのですすんで付けようとはしなかったのです。
 面倒くさがってなかなか苗字を名乗らないので、政府は5年後に「かならず苗字をつけること」との命令を出しました。

 仕方がないので、樹木とか近所の地形を基準にして、新しい苗字が出来上がっていきました。中にはよく考えないで、いい加減な名前を付ける者も出てきました。
 それでも付けるのを渋っていると、警察官が強制的にイヤミのある苗字を決めて押し付けていきました。

 政府はなぜ、これほど強く苗字を求めたのでしょうか。
 それは、税金が米から金納に変わり、徴兵制で兵士を集めるようになり、学校制度を進めて行くのに、一人一人を判別できる戸籍が不可欠だったからです。

 江戸時代とちがって移動が自由になったので、〇〇長屋(店)の熊では不便だったに違いありません。

 ちなみに、日本の苗字トップ10は、佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺、伊藤、中村、小林、山本、加藤の順だそうです。(明治生命保険調べ)

« 9月18日 関東軍が満州事変をおこした | トップページ | 9月20日 イチローが日本人初の200本安打 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503568/42525496

この記事へのトラックバック一覧です: 9月19日 平民にも苗字が許された:

« 9月18日 関東軍が満州事変をおこした | トップページ | 9月20日 イチローが日本人初の200本安打 »