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8月29日 宝塚歌劇「ベルサイユのばら」を初演

 1974年8月29日は、宝塚歌劇で、池田理代子原作の劇画を脚色した「ベルサイユのばら」(「ベルばら」と省略されていました)が月組によって初演された日です。

 この日の初演以来、再演を何度もくりかえし、2006年1月9日には通算上演回数1500回を突破しました。
 同年3月17日には、通算観客動員数400万人を記録した宝塚史上最大のヒット作です。

 初演時に演出を担当したのは俳優の長谷川一夫です。原作に一番忠実な演出だったといわれています。
 この「ベルばら」を企画するにあたって、当初は首脳陣から「漫画が原作ではだめだ」ときびしく却下されていました。
 また、原作のファンからの反対も強かったといわれています。企画に反対する脅迫の投書も送られてきました。

 しかし、初演は大成功をおさめ社会現象にまでなりました。
 この作品はテレビの普及で、わざわざ劇場まで足を運ばなくても、という波に押されて人気が低迷気味であった宝塚歌劇の人気を復活させるきっかけになった作品です。
 もっと重要なことは、宝塚には縁がなかった一般人でさえ「タカラヅカ」を知って、見る気をおこさせて劇場に足を運ばせたことです。

 はじめて宝塚大劇場まで足を運んだうちの1人が私です。
 1975年の夏、名古屋から姉2人とめい姉妹が大阪へ遊びに来たのでさっそく行きました。藤井寺から近鉄電車で出かけました。
 そういえば、電車のなかで缶コーラを開けた途端、プシュっと泡が飛び散って、近くの男性の白いシャツを汚してしまいました。出がけの事件でしたがクリーニング代を渡して、謝罪して許していただきました。

 さて私たちが観たのは、初演の翌年1975年の花組の公演だったと思います。この作品からすべて一本立て興行になりました。
 この作品は、原作で人気のあった榛名由梨が演じたアンドレと安奈淳が演じたオスカルのカップルに的を絞った脚本でした。
 貴族の世継ぎが生まれないために女でありながら男として育てられた「オスカル」と、幼いころ両親を亡くして、オスカルの乳母をつとめる祖母に引き取られ、オスカルの世話役を仰せつかった「アンドレ」が人気の筆頭でしょう。
 オスカル役の安奈淳とアンドレ役の榛名由梨、この2人のトップスターの役をどちらにどう当てるかでかなりもめたそうです。

 はじめてのタカラヅカ。
 きれいではなやかで、感激しました。時々、流行していたギャグを入れたりして、笑いも誘っていました。
 めいたちも喜んでくれてたと思います。
 この「ベルばら」は、その後上演すればかなりの集客をつねに期待できたため、「ここ一番の勝負」というときに上演されてきただけあって、今も心に残っています。

 それから30数年たった昨年。
 双子の孫娘を連れて、妻と4人で宝塚大劇場を訪れました。
 やっぱり、きれいな舞台でした。

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