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8月9日 ピサの斜塔が着工される

 イタリアのピサ大聖堂の鐘楼である「ピサの斜塔」 は、1173年の今日、8月9日から建設工事がはじめられました。

 着工の時は垂直に立てられましたが、工事後まもなく傾きはじめました。
 100年後の第2期工事では傾きを修正しつつ建設工事がすすめられました。さらに約100年後には傾いていることがはっきりしていました。第3期工事では傾きを修正できず、最上階のみ地面に対して垂直に立てられました。
 高さも当初の設計から後退してしまいました。

 「ピサの斜塔」は、高さ地上55m、階段は297段、重量は14,453tです。
 なぜ傾いたのでしょうか。
 その原因は、地盤の土質に問題がありました。塔の南側の土質が北側の土質にくらべると柔らかい土質であったからであると考えられています。
 土質が不均等だったのです。
 塔の南側が大きく沈み込んでいます。沈んでいくにしたがい、重力で沈下の進行が進むという悪循環におちいっていました。

 1935年、地下水が地盤をやわらかくしてしまうのを防ぐため薬液を注入するという応急処置がとられました。
 しかし、沈下はかえって進んでしまいました。
 
 1964年、ついにイタリア政府は「ピサの斜塔」を崩壊から回避するための支援を世界に求めました。世界から提案がなされました。

 1990年1月7日、安全上の問題により公開を休止し、傾斜角を是正するために改修工事が行われました。
 北側の地盤を掘削するという工法が採られました。
 2001年6月16日、10年間にわたる作業が終了し、公開は再開されました。少なくともあと300年は倒れる危険がないとの見解が示されています。

 なお、「ピサの斜塔」は世界遺産にも登録されており、世界中で最も傾いている建物として多くの人に知られていましたが、ギネスブックは15世紀に建てられたドイツのエムデンにある教会の尖塔の方が傾斜度が大きいと判定しました。
 2009年のギネスブックからは「ピサの斜塔」に代わってエムデンの教会が掲載される予定になっています。

  ガリレオは、「ピサの斜塔」の頂上から重さがちがう2つの玉を落として、同時に地上にとどくことを確かめ、物体の落下速度は落とした物体の重さには関係しないことを実証したといわれています。

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