« 7月18日 光化学スモッグの日  | トップページ | 7月21日 エジプトのアスワン・ハイ・ダム完成 »

7月20日 オリンピック聖火リレーが始まった

 オリンピックの開会式にあわせ、聖火をメインスタジアムの聖火台まで運んで点灯する「聖火リレー」は1936年の今日から始まりました。

 1936年のドイツはヒトラーが政権を取っていた時期でした。
 ヒトラーはベルリン大会を国威発揚の宣伝の場にしようと考えました。ヒトラーはオリンピックの時期だけユダヤ人への弾圧をゆるめるポーズをとり、大会を成功させようと力を入れていました。そこで「聖火リレー」が考え出されました。

 当初、諸外国は、ナチス政権が「聖火リレー」をはじめるのは、軍事目的のために他国の実地調査をすることにねらいがあると批判しました。
 「聖火リレー」ではナチスの宣伝のための演出がおこなわれ、沿道はナチスの「かぎ十字」一色に埋まったといいます。

 清らかであるべき「聖火リレー」の誕生秘話は、生ぐさい臭いがします。

 
 さて、聖火はどのように採火されるのでしょう。
 伝統的に、聖火は古代オリンピックが行われていたギリシャのオリンポス山で太陽を利用して採火されます。
 聖火トーチへは、太陽光線を一点に集中させる凹面鏡に11人の(女優が演じる)巫女がトーチをかざして火をつけています。
 
 古代ギリシア人にとって、火はプロメテウスが神々の元から盗んできたものだと考えられており、神聖なものでした。
 火はオリンピアの祭壇で燃え続けているように、オリンピック開催期間中は、メインスタジアムで燃え続けています。

 間近にせまった北京オリンピックでは、チベットへの対応に抗議するデモがフランス・イギリス・インドなど世界各国でおこり、その影響で三度ほど聖火を消したり、予定されていたルートを変更する国が続出する事態となりました。
 
 せめてオリンピック期間中は、選手は競技に熱中できて、我々は観戦を楽しめるように平和であることを祈りたいです。

« 7月18日 光化学スモッグの日  | トップページ | 7月21日 エジプトのアスワン・ハイ・ダム完成 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503568/41904348

この記事へのトラックバック一覧です: 7月20日 オリンピック聖火リレーが始まった:

« 7月18日 光化学スモッグの日  | トップページ | 7月21日 エジプトのアスワン・ハイ・ダム完成 »