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7月26日 幽霊の日

 今日は「幽霊の日」です。
 幽霊が出る怪談でもっとも有名な鶴屋南北作の「東海道四谷怪談」が、1985年7月26日に江戸中村座 で初演されたことに由来して制定されました。

 東海道四谷怪談は、夫である民谷伊右衛門に毒殺された四谷左門の娘「お岩」が伊右衛門を復讐する話です。
 江戸の町で実際におこった事件をモデルにしています。
 現在でも四谷怪談が演じられると怪我人が出るとの言い伝えが残っていますので、上演するにあたって演劇の関係者は必ず四谷町の御岩稲荷にお参りしているということです。  

 「東海道四谷怪談」では、田宮家ゆかりの女性の失踪事件などの「お岩」伝説に、当時の不倫の男女が戸板に釘付けされ神田川に流されたという実話や砂村隠亡堀に心中者の死体が流れ着いたという実話などが取り入れられて改変されています。

 私はあまり怪談物は見ないのですが、それでも印象に残っている舞台の場面は、「お岩」が毒薬を飲まされて、顔半分が醜く腫れ上がったまま髪を梳き、悶え死ぬところです。
 それから、最後の方で伊右衛門がものすごい数の鼠と怨霊に苦しめられるところです。

 さて、幽霊とは、人間の肉体が消滅したあとも、この世に未練や恨みがあるために成仏できず、浄土にゆけない魂がさまよい、それらしき姿と声を持って、因縁ある人物の前に出現するという日本の民間信仰がもとにあると言われています。
 
 幽霊のそれらしき姿とは「乱れた髪に三角頭巾をつけ、死装束をまとった女性で足がないこと」です。
 日本の怪談の幽霊には、たしかに男性はいないですね。皿屋敷も牡丹灯籠も女性です。たしかに足もないです。
 この「日本型幽霊」は、江戸期に浮世絵の題材として描かれてから定着したものだそうです。
 
 一方、海外の幽霊には足があるものが多いです。

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