« 7月22日 ナッツの日 | トップページ | 7月25日 最高気温記念日 »

7月23日 米騒動がおこった

 1918年の今日は、富山県魚津の漁師の家の主婦たちは、米の県外移出を阻止する集団行動をおこしました。
 これが全国にまで広がった「米騒動」の始りとなりました。

 1918年といえば第1次世界大戦の真っ最中です。ヨーロッパが戦場ですから、イギリスやフランスに替わって、アジアへの輸出が増えたので日本の企業は大もうけしました。
 この時期、各地に一時的に成金が出現しました。

 大もうけしたのは大会社と成金だけで、ほとんどの国民は景気が良くなるにつれて物価がうなぎのぼりに上昇していくので、かえって生活は苦しくなっていきました。

 とくに、春から夏にかけて米価はすさまじく上昇しました。
 ロシア革命に干渉するシベリア出兵を見越して、米商人・成金たちが米の買い占めをおこなったからです。
 春には米1升が20銭だったのが、夏には55銭とナント倍になっていました。
 だれもが「なんとかしてほしい」という思いだったといわれています。

 そんなとき、魚津の港では米倉庫から米が船に運び込まれているではありませんか。
 米は無いものと思っていたのに、それを知った漁師の女房たちは、米屋に押しかけて「安売り」を要求しました。

 このようすが「越中女房一揆」として新聞で報道されると、東京や大阪、名古屋、神戸、そして九州で「米よこせ」「米を安く売れ」という運動がおこり、広がっていきました。
 
 8月10日には名古屋と京都で大騒動がおこりました。騒動は9月17日まで続きました。神戸では、成金の鈴木商店が群衆のために焼き討ちされました。
 
 また民本主義の普及によって反政府的気分が高まりました。
 警察だけではおさえきれずに軍隊まで投入され、30人の死者と多数の負傷者を出しました。
 この一連の民衆の運動を「米騒動」と呼んでいます。

 不況のなかで物価高、貧困化がすすみ、消費税の増税とか生活苦がじわじわ押し寄せている今日の世相とよく似ています。
 毎日報道される事件の一つ一つをとってみても、人心のすさみ方がひどくなっています。

 「騒動」の起こし方は真似られませんが、何らかの民主主義的な方法(世論・選挙など)で「騒動」がおきても良いのではと思います。

« 7月22日 ナッツの日 | トップページ | 7月25日 最高気温記念日 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503568/41942123

この記事へのトラックバック一覧です: 7月23日 米騒動がおこった:

« 7月22日 ナッツの日 | トップページ | 7月25日 最高気温記念日 »