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7月18日 光化学スモッグの日 

 今日は「光化学スモッグの日」です。
 
 1970年7月18日は、太陽がかんかんと照っていた暑い日でした。
 杉並区の学校の運動場で体育の授業を受けていた多数の女子高生が、目の痛みや頭痛を訴えて倒れ、病院に運ばれて治療を受けるという事件が発生ました。

 彼女らの痛みの原因は「光化学スモッグ」によるものと判明しました。
 アメリカのロサンゼルスではすでに知られていましたが、日本でこの日にはじめて確認されました。
 光化学スモッグが日本ではじめて確認され日なので「光化学スモッグの日」とされました。

 この光化学スモッグは1970年代には猛威をふるいました。
 注意報・警報が出されると、学校では校庭に旗で知らされ、屋内に入るよう指示されたり、体育の授業やクラブ活動が中止になったりしました。
 
 1960年代までの「スモッグ」といえば、大阪や東京など大都市に冬の朝に、白くて濃い霧が発生して、ひどいときには2~3m先が見えないことがありました。
 大阪では環状線や私鉄・バスなど交通機関がマヒしたことが何回もありました。
 自動車はスピードを出せないままノロノロ運転です。

 都会に発生したこの霧の核になっていたのは工場の煤煙でした。
 細かい煙の粒子に冷やされた水滴がくっついて霧になっていましたので、煙(smog)+霧(fog)からスモッグ(smog)の新語が生まれました。
 
 (ちなみに、日本人が得意な和製英語かと思っていましたら、英和辞典にも載っていました。)
 冬の白いスモッグは大気汚染が根本的な原因でした。煤煙によるぜんそく患者が急増した時期でもあります。空だけでなく、海も川も土地も汚染された時期でした。

 さて、「光化学スモッグ」は夏の暑い日だけでなく、4月~10月の間の、陽射しが強くて気温があがり、 しかも風が弱いなどの気象条件が重なったときに発生します。

 原因は工場や自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)です。これが紫外線によって有毒な物質に変化しておこります。

 さて、この「光化学スモッグ」ですが、ここ数年、関東地方を中心に再発しています。2004年には全国22都府県で発生しています。
 北九州での多発の原因は、中国の大気汚染が原因だといわれています。

 「光化学スモッグ」が発生中とわかったら次のことを守りましょう。
 「目を洗い、うがいをする。」
 「できるかぎり屋外へ出ない。屋外にいる場合は、すみやかに屋内に入る。」 
 「窓やカーテンを閉める。体調が悪い人は、なるべく屋内で休む。」
 「めまいがしたり、目の痛みを覚えるので、自動車の運転はしない。」

 これからは楽しい夏の盛りです。
 「光化学スモッグ」に注意して夏を乗り切りましょう。

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