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5月12日 看護の日

 今日は「看護の日」です。ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定されました。

 白衣の天使といわれたナイチンゲールは、イタリア生まれのイギリス人で、裕福な家庭に育ちました。

 ナイチンゲールは看護婦を志しますが、両親に大反対を受けました。そのころ、看護婦は貧しい女性がする仕事と見られていたのです。

 しかし決心を変えず、ヨーロッパの病院を見て回り、看護法と病院の管理法を勉強しました。帰国して、看護の訓練を受け、ロンドンの貴婦人病院の看護婦長になりました。

 このころ、クリミア戦争が勃発しました。クリミア戦争とは、ロシアとトルコ・フランス・イギリスの連合軍とが黒海沿岸のクリミア半島でたたかった戦争です。
 クリミア戦争の戦場の悲惨な状況がタイムス紙の報道されると、翌1854年、志願して38名の看護婦を率い従軍しました。

 最初に行ったのはスクタリ野戦病院でした。ところがひどい建物で、食料も医薬品も不足していて、衛生状態も劣悪でした。ナイチンゲールは寝食を忘れて負傷兵の看護にあたりました。

 その看護の成果があらわれて、死亡する兵士の数が非常に減少してきました。兵士から感謝されるだけでなく、イギリスでも人気になって、「クリミアの天使」とよばれるようになりました。

 帰国後聖トマス病院に看護学校を作って、看護婦を育てる正式の教育を実施しました。

 ナイチンゲールは、赤十字の活動には参加しませんでしたが、赤十字を創設したデュナンから高く評価されていました。
 
 低い立場にあった看護婦の職業を名誉あるものにすることなどで、はかりしれない功績をのこしました。

 赤十字社では、ナイチンゲールの誕生日を記念し、世界各国の優秀な看護師に「フローレンス・ナイチンゲール記章」を授与しています。

(歴史的記述に限り、看護婦の呼称をつかいました)

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