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4月25日 ギロチンが実用化された

 今日は、1792年、フランスでギロチンが実用化された「ギロチンの日」です。

 ギロチンとは、ご存じ斬首刑の処刑装置です。2本の柱の間につるした刃を落とし、柱の間に寝かせた人の首を切り落とすしくみです。断頭台、断首台ともいわれます。

 当時のフランスは革命後の恐怖政治によって、毎日何百人もが処刑されていました。貴族は断首、平民は絞首刑と区別されていました。
 
 また断首の場合、死刑執行人が熟練していない場合、、何度もやりなおして切り付けるので、受刑者に多大な苦痛を与えることが多かったといわれています。切腹のときに介錯の腕が悪いと非常に苦痛を与えるのと同じです。

 そこで、受刑者に苦痛を与えず、しかも身分に関係なく同じ方法で処刑をおこなえるようにとの提案が議会でされました。
 この提案をしたのがギヨタンという国会議員でした。この提案が採用され、刃をナナメにするなどの改良を加えた断頭台が完成しました。

 刃がナナメになって落ちてきたら、包丁で肉を切るのと同じで、確かにスパッと頭が切り落とされます。
 一瞬のできごとで、それまでとくらべて苦痛ははるかに少なくなったということです。

 この装置は、ギヨタンから名前をとってドイツ語読みで「ギロチン」という呼び名が定着しました。
 ギロチンのおもちゃも制作されて、子どもらはそれを使って小動物の首をはねていたそうですし、公開処刑が実施されて、多くの見物人が集まったともいわれています。

 フランスでは1981年9月に死刑が廃止されましたので、それとともにギロチンの使用もなくなりました。

 ギロチンは、フランスだけでなくヨーロッパ各地に広がり、ナチス支配下のドイツでは3000人近いギロチン処刑がおこなわれました。フランスの植民地であった南ベトナムでも使われていました。

 ベルギーでも死刑廃止までギロチンによる死刑が実施されていました。 

 ギロチンをこの目で見てみたいという方は、日本国内では唯一、明治大学博物館に展示・収蔵されており、見学することができます。

 

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