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4月21日 渋谷駅前のハチ公像の除幕式

 1934年の今日は、渋谷駅前の忠犬ハチ公像が完成し、除幕式が実施された日です。

 ハチは、秋田県大館市で生まれた秋田犬です。
 秋田から連れてこられたハチは、東京帝大の教授・上野英三郎に飼われていました。上野英三郎の存命中は、玄関先や門の前で上野を見送り、時には最寄駅である渋谷駅まで送り迎えすることもありました。

 1925年5月、上野が急死した後も、毎日、渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けたとされています。
 しかし、最初は通行人にいじめられていました。かわいそうに思った人がハチのことを新聞社に投書しました。
 東京朝日新聞の記事により世間に知られるようになりました。
 主人を慕うハチの一途な姿が人々に感銘を与えました。やがてハチ公とよばれてかわいがられるようになり、「忠犬」ともよばれるようになりました。

 1935年3月、ハチ公はフィラリア(寄生虫)により、稲荷橋付近の路地で死にました。13歳でした。葬式は渋谷駅前で、僧侶の読経もされて盛大に行われたそうです。
 亡骸は剥製にされては国立科学博物館に保存されています。 

 渋谷駅前の銅像はハチ公が生きているうちに完成し、4月21日の除幕式にはハチ公自身も出席しています。

 ハチ公の銅像は第二次世界大戦中に、金属資源不足により戦争に供出されました。
 昭和20年8月14日、浜松工機部で溶かされて機関車の部品になってしまいました。この部品は東海道線を走っていた機関車に使われました。(戦争が終わる直前に溶かされてしまいました。)

 現在のものは1948年8月に再建されたものです

 JR東日本渋谷駅の改札口の一つは、「ハチ公口」という名前がつけられています。
 ハチ公広場とよばれる駅前広場が拡張されたときに場所が移動し、ハチ公は北向きから東向きに修正されました。
 この広場は、待ち合わせの定番になっています。

 出生地である秋田県の大館駅前にもハチ公の銅像が建っています。

 2006年、日本テレビの「ドラマコンプレックス」では、『伝説の秋田犬ハチ』のタイトルでハチ公のエピソードが放送されました。

 2008年、松竹映画『ハチ公物語』のリメーク版が、リチャード・ギア主演で映画化されることが決定しています。

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