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2月9日 ふぐの日 

 今日2月9日はふぐの日です。例の語呂合わせで決められました。下関ではふぐを「ふく」と呼ぶので、ふ(2)く(9)で2月9日がふぐの日になりました。

 ふぐは、興奮させると、腹部(胃)を膨らませる姿がよく知られています。漢字で「河豚」と書きます。「豚」という漢字が使われているのは、ふぐの体型のことを指していると思っていたらどうもちがうようです。
 ふぐは身の危険を感じると豚のような鳴き声を発することから、「豚」の文字が当てられているようです。中国でも同じです。

 ふぐといえば毒が怖いです。身を食用とする種ではハラワタ(おもに肝)に毒があることが多いといわれます。

 ふぐのハラワタは食通にとっては美味であり、中毒を覚悟してまでも食べようとする人がいます。 ある料理評論家は、その味を「練乳に似た濃厚な風味。アンコウの肝ほど脂っこくなく、さっぱりしている。あれを捨ててしまうのはもったいない。」と語っています。

 ふぐ毒の成分はテトロドトキシンという猛毒です。もともと細菌が生産したものが餌となる貝類を通して生物濃縮され、体内に蓄積されたものと考えられています。
 餌を変えて養殖すると、同じ種類のふぐであってもふぐ毒が少なかったり、まったくない場合があることがわかりました
 。このことから、佐賀県の業者が、ふぐ毒が発生しない養殖法を開発し、ふぐ肝を食用として販売できるように申請をしましたが、100%の保証ができないと判断されて却下されています。

 無毒の養殖ふぐの群れの中に、毒を持つ天然ふぐを放流すると無毒の群れも毒性を帯びることもあるということですから、ふぐ毒についてはまだまだわからないというのが実情です。

 ふぐ毒の食中毒は、平成8年から17年までの10年間に、全国で315件も発生しております。そのうち31名もの人が亡くなっています。その多くが、資格を持たない一般人がフグを調理した結果起きています。

 ふぐの毒に対しては、解毒剤や血清は開発されておりません。神経毒であるテトロドトキシンによる呼吸困難がおさまるまで人工呼吸器をつなげることが唯一の治療法となっています。
 症状としては口や唇にしびれが生じ、それがまわりへ広がります。最終的には呼吸筋が麻痺し、呼吸困難から呼吸麻痺がおこり死に至ります。
 ほとんど助からないということですね。

 今年の正月に、和歌山市内の鮮魚店が、「養殖のふぐは毒がない」などと客に説明して、トラフグの肝臓を販売していました。
 店側は「売ってはいけないのは知っていたが、客に求められるので仕方なく店に置いていた」などと説明していました。飛ぶように売れたということですから、ふぐ肝は人気があるのでしょう。

 なお、食用ふぐの7割が京阪神地域で消費されており、特に大阪での消費量は全消費量の6割に達しています。 
 私ごとですが、最近久しぶりに、てっちり(ふぐ鍋)を食べました。安全な肉中心ですが、肉があまりついていない骨ばかりの店でした。がっかりです。
 やはり肉よりも「湯引き」といわれる皮の方が、私には美味しくて、好きです。  

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