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1月27日 アウシュビッツ収容所が解放された

 今日は、1945(昭和20)年、第2次世界大戦末期、ソ連軍によってナチスのアウシュビッツ強制収容所が解放された日です。

 ナチスが行った大虐殺による犠牲を忘れてはならないとして、1996年から、「ナチス犠牲者記念日」に制定されました。この日の前後には、全国の公立学校(中学・高校レベル)で、ナチスによるユダヤ人抑圧の歴史が教えられます。
 他にも、イギリス、イタリアなどでも、この日をホロコースト(組織的な大量虐殺)犠牲者の追悼記念日としています。

 アウシュビッツに収容されたのは、ユダヤ人、政治犯、精神障害者、身体障害者、同性愛者、捕虜、聖職者、さらにはこれらをかくまった者など広範囲にわたります。その出身国は28カ国に及びます。
 アウシュビッツは、ナチスが戦争をすすめていく上で欠かせない、労働力の確保のための施設でもありました。その中で、労働力として適さない女性・子供・老人などをどうするか、どう始末するかという問題がおきました。そして即刻処分する、というしくみができました。
 即刻処分するという結論が、数多くの悲劇を生み出しました。一説には強制収容所に列車で連れてこられた直後の選別で、70~75%の人々がなんらの記録も残されないまま、その足で即刻、ガス室に送り込まれて殺害されたとされております。このため収容されていた総人数など正確な数は現在にいたっても把握できていません。即刻の処分をまぬがれ、労働力として認められて生き延びたとしても、多くは半ば使い捨てであり、非常に過酷な労働を強いられました。

 解放時には約7,500人の被収容者がおりました。西方へ移動した者のうち、生存者を加えると約5万人が生き残ったことになります。一方で収容されていた者のうち9割以上が命を落としたとされています。

 ドイツでは、過去の誤りを率直に認め、過ちを繰り返さない決意と努力がなされています。わが国はどうでしょうか?

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