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1月16日 アメリカで禁酒法が実施された日 

 1920年のこの日、アメリカで、悪名高い「禁酒法」が実施されました。

 アメリカ合衆国では、20世紀のはじめまでに18の州で、禁酒法がすでに実施されていました。宗教的理由に加え、男性が不健全な酒場に入りびたり、家庭生活に支障をきたすことに対する女性からの批判は大きく、女性を中心とする禁酒運動には根強いものがありました。
 
 「禁酒法」では、飲料用アルコールの製造・販売・運搬等が禁止されました。自宅内における飲酒は禁止されなかったので、多くの富裕層は施行前に酒を大量に買い溜めしていたそうです。
 
 しかし、飲酒禁止によって抑えようとした犯罪は、酒をめぐって逆に増加しました。また、密造業者やアル・カポネをはじめとする、密売に関わるギャングに買収される執行官が多かったといいます。これは「禁酒法」の執行官の待遇が悪かったためだといわれています。
 密造酒による健康問題も深刻でした。
 密売に関わるギャングやマフィア同士の抗争による、治安の悪化も問題となりました。
 
 しかし医療目的と称して薬局を通すと、ウイスキーを手に入れることができました。ちなみに、病院に行けば、医者は1枚2ドルで処方箋を書いていました。
 
 隣国カナダで合法的に販売された酒類が、アメリカへと持ち込まれ、不健全な非合法酒場が横行しました。なくすることが目的の一つだった不健全な非合法酒場が逆に増加してしまいました。
 
 禁酒法は結局、1933年12月に廃止されました。19年10ヶ月の間の実施に過ぎませんでした。禁酒法は、悪法の代名詞として後世に記憶されました。

 アメリカ合衆国では、現在でも、18州が酒類の販売を州営の店舗等、特定店舗のみに規制しています。また、酒類の販売を全面的に禁止している郡も、南部及び中西部を中心に多数存在しています。

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